2024.04.13
新機種導入
日本人にとっては大変なじみの深い「畳」ではありますが、では一体どのようにして作られているのか?ご存じの方はあまり多くないのではないでしょうか?
「私、畳屋です」と言うと人から高確率で言われるのが「ドカベン」のお父さんのイメージ。台の上に置かれた畳に肘を立てて、なにやら手で縫っているようなあのポーズです。もちろん私たち畳技能士は手縫いで一から全て仕上げることができますし、できなければ資格を得ることができません。ただ、実際に手縫いのみで製作されている畳屋さんは、現在ではまずないだろうと思います。
前置きが長くなりましたが、今日この業界では、機械による製畳が欠かせないものになっています。
弊社では、お客様のどんなご要望にもお応えできるよう、古くからあるような、一つの工程のみを手助けしてくれるような機械から、ほぼオートメーションのものまで、様々な機械を取り揃えて対応してきました。
本日はその中でもかなりオーソドックスといえる機械を新調いたしました。簡単に言いますと畳の縁を縫い付けるためのものです。かなり古くからある形で、ほぼ完成されており、何か新機能があるというものではないのですが、より精度の高い仕事ができるだろうと期待しています。
そしてやはり車と一緒で、新品というのは単純にうれしいもので、テンションが上がりますね。